中央図書館グランドオープン

いざなう  -知の世界へ、知の深みへ-
つなぐ  -知と人を、人と人を、過去と未来を-
うみだす -学生と、研究者と、市民と-
はぐくむ  -新たなる知を、ゆたかな人を-

2018年10月、中央図書館が伊都キャンパスに新しく開館しました。
このページでは、新しい図書館の概要と、そのみどころを紹介します。

  

芸術工学部の学生さんに、中央図書館のプロモーション動画(各1分)を制作していただきました!
左から大庭太一さん、松浦ちひろさん、田口ひかりさんの作品です。
※画像をクリックすると再生動画が切り替わります

九州大学中央図書館 概要

2018(平成30)年10月開館
伊都キャンパス イースト・ゾーン
総面積 19,279㎡
座席数 約1400席
収容冊数 約350万冊
 開架図書 約200万冊
 自動書庫 約150万冊

平成23年に百周年を迎えた九州大学。
その長い歴史のなかで蓄積された人文社会科学系の資料を一堂に集結。
「いざなう」「つなぐ」「うみだす」「はぐくむ」の4つをキーワードに、学内の学習・教育・研究活動を支えるとともに、社会に開かれた知の拠点として、九州大学の「次の百年」を担う図書館です。 

みどころ① 吹き抜け-ブックウォール-書架

館内は1階から4階まで、どのフロアも共通した構成になっています。

■ 吹き抜け

すべてのフロアを見渡せる広大な吹き抜け。
ブリッジには閲覧席が並び、開放的な学習空間が広がります。
互いに学ぶ姿を「見る・見られる」空間が、知的創造力を刺激します。

■ ブックウォール

吹き抜けを取り囲む「ブックウォール」。
各フロアの分野に関連した文庫、叢書、参考図書が並び、
奥に広がる書架エリアへと利用者をいざないます。

■ 書架エリア

ブックウォールの奥に広がる書架エリア。
各フロア、分類番号や分野に応じて、体系的に資料が配架されています。

4つのフロアカラー

書架やソファに使われるフロアカラーは、広い図書館の道しるべ。各フロアカラーは次の通りです。

4F:赤 3F:黄 2F:緑 1F:

4階から1階へ下るにつれて、深く落ち着いた色へ。
これは、各フロアの特色でもあります。

4階アクティブラーニングスペースを備えた活気あふれるエリア。3階も、エントランスやラウンジが用意され、多くの利用者を迎えます。
一方、2階1階には研究用図書が多く配置され、落ち着いて学習・研究に打ち込める環境が整っています。

こうして、アクティブに、あるいは静かに、さまざまな利用者の学習・教育・研究を支えます。

みどころ② 多彩な利用エリア

大学図書館には、基礎的な知識を身につけようとする学部生から、希少な資料を調査する大学院生・研究者まで、さまざまな利用者が訪れます。
中央図書館では、利用者の学習・教育・研究を幅広く支える多彩なエリアを用意しています。

■ きゅうとコモンズ 4F

アクティブラーニングスペース「きゅうとコモンズ」。
活発に議論しながら学習できるスペースです。
可動式のイスや書き込みができる机など、学習活動を支えるアイテムが充実し、学生の主体的な学びを創出します。
1000㎡におよぶ広いスペースには、講習会スペース、グループ学習室、その他さまざまなエリアがあります。
詳しくはこちらをご覧ください。

■ 演習室 4F

中央図書館では、所蔵資料を活用した授業を積極的に支援しています。
4階の演習室は、まさにそうした演習ができる場。またグループでの資料調査も可能です。
学生が貴重な書物に直接触れることで、遠い先人たちの営みを追体験することは、
現代のメディアでは分かり得ない大きな学びとなるでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。

■ 研究個室 1F・3F

静かな空間で、学習・研究に集中できる個室。
11の部屋はすべて間取りが異なります。ぜひお気に入りの部屋を見つけてください。

■ ラウンジ 3F

エントランス横のラウンジには、地元のパン屋さんが運営する「童夢カフェ」が開店。
食事をしながら気分転換できるくつろぎのスペースです。

みどころ③ 豊かな資料群

■ 集約された人文社会科学系資料

館内の資料は、主に下記図書館からの資料を中心に構成されています。

・旧中央図書館(箱崎キャンパス)
・旧文系合同図書室
・旧六本松図書館
・記録資料館

九州大学百年の歴史の中で蓄積された人文社会科学系の研究図書を一堂に集約。
また、学部生向けの一般教養書も多数所蔵しています。

 

■ 約350万冊 国内最大級の収蔵能力

中央図書館の収容能力は約350万冊。これは国内最大級の冊数です。

収容能力と利便性を両立させるため、収容方法にも工夫がなされています。

目的の資料だけでなく、その周囲の関連する書籍からも新しい着想を得られるよう、実際に手に取って資料を選ぶことのできる開架書架にできるだけ多くの資料を配架しています。

開架書架に入りきらない資料は、自動書庫に収められています。資料の出納はコンピュータで制御されており、約150万冊の中から3分で、目当ての資料を出庫することができます。

自動書庫の詳しい使用方法はこちらをご覧ください。

これまでの百年、これからの百年
■ 分類に刻まれた歴史

現在では、図書の分類は一般的な日本十進分類法(NDC)に統一されています。しかし、研究図書の中には、特殊な分類で並んでいる図書が多くあります。
これは、創設当時より文・教育・法学部で行われていた独自の分類。各分野の特色や文化、歩んできた歴史が刻まれているのです。

■ 引き継がれる閲覧席

かつて箱崎の旧中央図書館や六本松図書館で使われていた古い机や椅子は、天板の張替え、再塗装、補修等により再生され、中央図書館でも使われます。
書物だけではなく、九大百年の歴史を刻んできた家具も、次の百年に引き継ぐべき貴重な遺産として、活用し続けます。