九州大学デジタル資料整備事業

はじめに 謝意について ご寄附の使途 ご寄附の方法 税制上の優遇措置 事例

 

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はじめに

デジタルで知をつむぐ

館長写真 九州大学は、教育の質を国際的に保証するとともに、最高水準の研究拠点となることを目指しており、附属図書館は、その教育活動と学術研究の全般を支えています。コロナ禍により、学内の電子コンテンツの需要は急速に高まり、非来館型の利用環境を整備し、提供することが重要となっています。また、図書館が有している全国的にも貴重かつユニークな多数のコレクションを適切に保存しつつ、デジタル化により世界に発信し、学びや研究の場で広く活用してもらうことも、私たちの大切な社会的使命の一つです。
残念ながら、公的資金だけでは、これらのデジタル資料の整備は思うように進みません。そこで、ご支援いただくみなさまの思いをできるだけ支援の形につなぐ工夫をしつつ、「九州大学デジタル資料整備事業」に取り組むことといたしました。

第38代九州大学附属図書館長 谷口倫一郎

事業概要

本事業は、デジタル資料等の学習・教育・研究環境の一層の充実をはかるとともに、貴重書等の保存とデジタル公開を促進するため、広くご支援をお願いするものです。
ご希望により、支援したい図書館を指定することや、デジタル化したい貴重書を選ぶことができるなど、あなたの思いを、支援の形につなぐことができます。公開されたデジタル化画像は、貴重資料デジタルアーカイブでご覧いただけます。画像は、一部を除き、無償で自由に利用できるため、思いもよらぬところで、ご支援によりデジタル化された資料に出会うことがあるかもしれません。 募集期間 : 令和3年4月~(第一期目標期間:令和3年4月~令和8年3月)
※令和8年4月以降も5年単位で目標を設定します。
募金額 : 法人・団体、個人 一口1,000円(何口でも可) 
第一期目標金額 : 1,000万円

 

 

「福岡城下町・博多・近隣古図」の活用
 (三井ガーデンホテル福岡中洲)

 

事業内容

1. デジタル資料を中心とする学術コンテンツの整備・充実

電子ジャーナル・電子ブック・データベース等のデジタル資料を中心とする学術コンテンツ及び学術情報基盤を継続的安定的に提供・整備します。
【第一期】感染症拡大状況を受けた大学教育のデジタルトランスフォーメーションの推進、遠隔授業の浸透に対応し、オンラインで利用できる学術コンテンツを充実させます。(目標金額:150万円)

2. 本学附属図書館が所蔵する貴重書等のデジタル公開の促進

本学附属図書館が所蔵する貴重書等約50万点中デジタル化されているものは約6,000点のみです。資料のデジタル化及び修復を持続的に実施します。
【第一期】利用頻度が特に高い貴重書、あるいは修復しなければ利用が困難な貴重書を優先して修復・デジタル化を行います。(目標金額:700万円)

3. 図書館における利用環境整備・充実

機器類や設備の更新等、図書館内におけるデジタル資料等の利用環境を整備します。
【第一期】大学教育のデジタルトランスフォーメーションの推進に対応した、図書館内における利用環境を集中的に整備します。(目標金額:150万円)

修復が必要な資料の例 資料のデジタル化風景 デジタル資料の閲覧画面

謝意について


 ※画像をクリックすると拡大します。

A)九州大学基金共通

1. 寄附者名公表
  • 九州大学基金Webサイトや九大広報に寄附者の氏名等を掲載いたします(公表を希望されない方は除きます)。
2. 九大銘板設置
  • 九州大学基金へのご寄附の累計額に応じて、称号を贈呈するとともに、学内に設置する銘板にご芳名を掲載させていただきます。(個人:10万円以上、法人:50万円以上)
3. 九大会員特典
  • 九州大学デジタル資料整備事業を含む九州大学基金に1回1万円以上、またはクレジットカード決済で年2千円以上の継続寄附をされますと、「九大会員」となり、有効期間5年間の九大会員証が発行され、ホテル・レストランの割引、学内施設等の利用等の特典が受けられます。
  • 九大会員(個人会員)の、図書館利用特典
    • 九大会員専用の「図書館利用者票」を、簡単な手続きで即日発行できます。
    • 館内資料の複写やレファレンス等の様々な図書館のサービスを受けることができます。また、中央図書館・理系図書館・芸術工学図書館・筑紫図書館所蔵資料は2冊まで貸出できます(2週間)。

B)九州大学デジタル資料整備事業独自の特典 ※金額に応じて特典が追加されます。

4. クリアファイルセット6種を進呈
5. 鉛筆(3本セット)を進呈
6. 手拭い2種を進呈
7. 銘板設置
  • 匿名希望者を除く10万円以上(小サイズ、個人)、30万円以上(大サイズ、個人・法人・団体)のご寄附に対し、図書館の書架等に銘板を設置し、顕彰いたします。
  • 1回あたりの金額のみの特典であり、継続寄附または複数回の寄附による累積は考慮いたしません。
  • 寄附者の希望により、設置する図書館を指定できます(医学図書館は令和4年度以降、芸術工学図書館は令和5年度以降設置可能)。特に希望がなければ中央図書館の書架に設置いたします。
  • 法人・団体については、広報用パンフレット等を館内に設置することもできます(条件あり)。

4.~6. については、継続寄附においても、累積額に応じ特典を進呈いたします。ただし、継続寄附以外の複数回の寄附による累積は考慮いたしません。

ご寄附の使途

クレジットカード決済よりお申し込みいただくと、ご支援の内容を指定することができます。1.~3.を参考に、申込画面の「ご意見・ご要望」欄にご希望をお寄せください。
記入例)中央図書館の電子コンテンツの整備、医学図書館の貴重書等のデジタル化、○○(資料名)のデジタル化

1. 応援する図書館を選ぶ

以下の5つから応援する図書館を選べます。

2. 応援する取り組みを選ぶ

以下の3つから応援する取り組みを選べます。(詳細は事業内容参照)

  • 電子コンテンツの整備
  • 貴重書等のデジタル化
  • 利用環境の整備

3. 特定の資料のデジタル化

1度に10万円以上のご寄附をされる場合、図書館所蔵の貴重書等からご希望の1点を選び、デジタル化を依頼することができます(条件あり)。 以下に、今後デジタル化が必要な資料の一例をご紹介します。画像をクリックするとイメージ図をご覧いただけます。

地震火事錦絵瓦版等(全35枚)
中央図書館所蔵
へブラ氏『皮膚病図譜』(全104枚)
医学図書館所蔵
美術展目録コレクション
芸術工学図書館所蔵

ご寄附の方法

寄附額:法人・団体/個人ともに 一口1,000 円(何口でも可)
特定の図書館や取り組みにご寄附されたい場合は、クレジットカード決済をお選びください。(詳細は、ご寄附の使途参照)

1. クレジットカード決済によるご寄附

クレジットカード決済専用寄附申込画面より手続きをお願いします。
寄附申込画面:https://kikin.kyushu-u.ac.jp/contribution/usage.php

2. 指定金融機関からのご寄附

専用の払込用紙をご利用の上、お振込みください。
郵便局(ゆうちょ銀行)、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行の窓口からのお振込みの場合、振込手数料はかかりません。

振込用紙請求:https://kikin.kyushu-u.ac.jp/inquiry/?mode=2
       九州大学総務部同窓生・基金課 092-802-2150

3. 九大会員になり応援する

九州大学では、1回1万円以上、またはクレジットカード決済で年2千円以上を継続的にご寄附くださる個人の方を対象とした、九大会員制度を実施しています。申し込み時に、使途特定プロジェクトのなかから、本事業をご選択いただけます。。

九大会員になるには:https://kikin.kyushu-u.ac.jp/contribution/benefits.php

税制上の優遇措置

本整備事業へのご寄附は、所得税法上の寄附金控除の対象となります。
詳細は下記ページをご覧ください。

九州大学基金 税制上の優遇措置:https://kikin.kyushu-u.ac.jp/aboutus/tax.php

事例

令和4年度実施事業
令和5年度実施事業


お問い合わせ

九州大学附属図書館 図書館企画課企画係
TEL : 092-802-2471
MAIL : tokkikaku@jimu.kyushu-u.ac.jp


九州大学デジタル資料整備事業パンフレット(ダウンロード)

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