オンライン版 矢部貞治関係文書

戦前戦後を通じて現実政治に深く関わった政治学者・矢部貞治(1902-1967)の旧蔵資料。矢部の手元に残された約6,000点に及ぶ膨大な原資料を収録。
戦前から1960年代後半までをカバーし、矢部の自筆資料や書簡のほか、戦前から戦後にかけて関わった諸団体――昭和研究会、海軍省・海軍大学校、憲法調査会、行政審議会、公安審査委員会、選挙制度審議会、明治百年記念準備委員会などの内部資料を収録。昭和史の克明な記録として知られる『矢部貞治日記』の原本を、大正10年~昭和42年まで余さず収録。戦時下に蒐集された資料は、外務省、大東亜省、海軍省などの省庁資料のほか、大政翼賛会、昭和研究会、国策研究会など矢部の関わった団体の内部資料も収録しており、「極秘(焼却指示付)」「国家機密」「軍機密」等の極秘資料も多い。