九州大学のコレクション ―大学創設期のアジア学術交流と古地図―

福岡医科大学正門

工科大学正面 (大正3年)

農学部一号館 (大正11年竣工)

正門より法文学部本館を望む

九州大学では、帝国大学時代(1911~)から現在まで膨大な書物、資料、標本等が蒐集されてきました。それらの中には、学術的にも大変価値の高いものが多く含まれています。今回、九州大学における国際イベント「Kyushu University Asia Week 2020」への特別企画として、附属図書館、総合研究博物館、大学文書館の3館が連携し、普段目にすることのない貴重資料をデジタル化し、一般公開することにいたしました。

九州大学創設期におけるアジアとの学術交流

九州大学が所在する福岡は、アジア大陸に近い九州北部に位置し、古くより貿易等でも盛んな都市です。九州大学ではその創設期より、様々な学問分野にて、多くの著名な研究者を輩出し、また海外の研究者との学術交流も盛んに行われてきました。今回、九州大学の創設期に多大な功績を残された研究者の中から、特に医学、農学の分野より数名をピックアップし、各々の研究活動の中で蒐集されてきた貴重資料を紹介いたします。

アジアの古地図、一挙大公開!

地図の歴史は、地球の姿を確認し、地球上の見知らぬ土地、想像の土地である地図上の空白をなくしてゆくことでした。先人たちの並々ならぬ知恵と努力により、近代の地図へと発展を遂げてきましたが、その時代時代の地図は、当時の技術や世界観や宗教感などを反映し、様々なことを私たちに教えてくれます。

九州大学では、16世紀以降に制作された古地図を数多く所蔵しており、中でも今回はアジアの古地図約40点をまとめてデジタル化公開いたします。
直接実物を見ることが難しい貴重な古地図を、世界中からオンラインで、しかも精細にみることができます。デジタル展示で拡がる地図の世界をお楽しみください。

※本ページで紹介する地図以外にも、多くの古地図を公開しています。こちらから一覧することができます。
※このデジタル展示は、第43回附属図書館貴重文物展示「ヨーロッパ製古地図から見たアジア・日本・九州」(2002年)をベースに再構成したものです。
 同展示の図録は、こちらから公開していますので、あわせてご覧ください。

共催:附属図書館総合研究博物館大学文書館