DOIやハンドルURLでアクセスした際の言語表示について

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九大コレクションにおいて、DOIおよびハンドルURLでアクセスした際に、言語表示が自動で切り替わるよう改善しました。

これまでは、DOIやハンドルURLでアクセスした際の画面の表示言語が日本語で固定されていたために、海外からのアクセスや、外国人研究者や留学生等、日本語以外の言語をお使いの方にご不便をおかけしていました。今回の改善により、Webブラウザの言語設定が日本語以外であれば、自動的に英語で表示されるようになります。画面表示後に右上のプルダウンメニューにより任意の言語(日本語または英語)に変更することは従来通り可能です。

改善前 改善後
DOIやハンドルURLで九大コレクションにアクセス DOIやハンドルURLで九大コレクションにアクセス
日本語表示
(表示後、手動で英語表示に切替え)
  • ブラウザの言語設定が日本語
    → 日本語表示
  • ブラウザの言語設定が日本語以外
    → 英語表示

DOIやハンドルURLは、コンテンツに持続的な識別子を与えることでリンク切れを防ぐしくみです。改組やシステム更新等でURLが変わってもコンテンツにアクセスできます。とりわけDOIは、学術論文等に長期間のアクセスを保証するための永続的識別子として世界的に普及しています。九大コレクション上のコンテンツを引用したり参照したりする際には、Webブラウザのアドレスバーに表示されるURLではなく、DOIやハンドルURLをご利用ください。

参考

  • DOIについて
  • QIRにCrossref DOIを導入しました
  • ハンドルURLについて
    米国の非営利団体CNRIが提供するハンドルシステムによって得られる、永続的識別子の一つです。ハンドルシステムはDOIの技術基盤になっていることでも知られています。
    九州大学はCNRIに申請してプレフィックス「2324」を割り当てられ、「https://hdl.handle.net/2324/XXXX」(XXXXはコンテンツ固有の番号)というハンドルURLを使っています。コンテンツ単位の登録申請は不要なため、DOIを登録しないコンテンツにも幅広く適用しています。反面、コンテンツ自体の持続性はDOIほど高くなく、DOIのほうがより多くの関連サービスで活用されていますので、コンテンツにDOIが登録されている場合はDOIを優先的にご利用ください。
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