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お知らせ
【中央】<先生と読む 90分de名著⑧>遠藤周作『海と毒薬』
イベント, 伊都, 中央 学内
開催日
2026.11.18
開催場所
中央図書館入口 カフェ・ラウンジ(童夢の森)
良心の呵責とは、…子供の頃からぼくにとっては、
他人の眼、社会の罰にたいする恐怖だけだったのである。(講談社文庫版、p142)
人間の良心なんて、考えよう一つで、どうにも変るもんやわ。(講談社文庫版、p201)
神を持たない日本人の、良心のよりどころはどこにあるのか
戦争末期の1945年に九州帝国大学医学部で起きた
米軍捕虜生体解剖事件を描いたこの作品を
九州大学に籍を置くみんなで自由に考える読書会です。
<先生と読む>90分 de 名著とは?
図書館は、所属身分や専門分野を超えて、九州大学に所属するすべての人たちが自由に集える貴重な交流場所です。
その立地と理念を活かし、本を読む達人である先生方と共に読むことで、
参加した皆さんが、自身の学びや価値観に何らかの気づきを得られるような内容を目指す読書会です。
【これまでの回】
第7回 芥川龍之介『鼻』
第6回 トーマス・マン『トーニオ・ クレーガー』
第5回 中島敦『山月記』
第4回 村田沙耶香『コンビニ人間』
第3回 安部公房『箱男』
第2回 ヘルマン・ヘッセ『車輪の下』
第1回 遠藤周作『沈黙』
作品と著者について
『海と毒薬』(1958年)は太平洋戦争末期の極限状態下で実際に起こった事件を題材に、
「神なき日本人の罪意識」を描いた作品。
第5回新潮社文学賞、第12回毎日出版文化賞受賞作。
業績挽回のため、軍部からの申し出を受けて第一外科が行うことになった米軍捕虜の生体解剖。
関わった医師、医学生、看護師たちは、なぜ参加したのか。
後に裁かれた人々のさまざまな心の内が描かれる。
『海と毒薬』という題名は、タイトルづけに悩んだ遠藤が、患者の家族を装って九大病院の屋上に上ったときに見えた、福岡市街とその向こうにある蒼い海から取った。
遠藤周作(1923-1996)
東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、12歳でカトリックの洗礼を受ける。
慶應義塾大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。
一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。
主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。
1995(平成7)年、文化勲章受章。
【日時】
2026年11月18日(水)16:40-18:10(5限)
【場所】
中央図書館入口 カフェ・ラウンジ(童夢の森)
※ 飲食可
【定員・対象】
定員:15名
小説や映画などで内容を知っていて当日のディスカッションに参加できる方なら、学生 / 教職員どなたでも大歓迎!
【ファシリテーター】
【指南役】岩田 幸良 先生(農学研究院)
【案内役】正本 理成 (生物資源環境科学府 修士1年)
長野 杏香 (文学部 3年)
【当日の流れ】
- 案内役の学生からの議題提供
- みんなで討議
- 討議発表
- 先生によるまとめと講話
【参加方法】
画面下にある「申し込む」をクリックしてください!
【お問い合わせ】
中央図書館 利用者サービス課
Tel: 092-802-2481 E-Mail: touservice@jimu.kyushu-u.ac.jp
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