Open Access Week 2021開催中!

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It Matters How We Open Knowledge: Building Structural Equity

いかに知識をオープンにするか 構造的公平性の構築を目指して

 


Open Access Week

Open Access Weekは、学術・研究図書館の国際連合SPARC(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition)と学生コミュニティが立ち上げた催しです。この取り組みを通じ、研究成果をオープンにすることだけにとどまらず、研究や学問の世界にある構造的な不公平を解消していくことを目指しており、毎年秋のこの時期に、世界中の大学等の図書館がOpen Accessを広めるための様々なイベントや活動を行っています。

2020年10月、ユネスコがオープンサイエンスに関する勧告の草案を公表したことを受け、今年のテーマは "It Matters How We Open Knowledge: Building Structural Equity (いかに知識をオープンにするか 構造的公平性の構築を目指して)"となりました。
加盟国193カ国に対して提出されたこの草案は、オープンサイエンスのもたらす革新の可能性、デジタル環境・情報技術・ジェンダー・知識に関する格差縮小の重要性、科学を取り巻く文化が競争から協力へと変化することの必要性などを示しています。

このように、研究成果や知識の共有を可能とするオープンアクセスの取り組みは、持続可能な社会の実現を目指す上で立ちはだかる諸課題を解決するための1つの突破口として期待が高まっています。
身近なところでもジャーナルの価格高騰問題、新型コロナウイルスによる文献入手方法への影響、研究データの共有など課題は様々です。

この機会に、まずはオープンアクセスに触れることから始めてみませんか?

Open Access Week 2021 (SPARC) (日本語訳版)

 


九州大学学術情報リポジトリ(QIR)

九州大学附属図書館では学内の研究成果を公開する九州大学学術情報リポジトリ(QIR)を運用しています。これまで累計47,866 件のコンテンツが公開されています(2021年9月30日現在)。

https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_browse/papers

2020年は、こんなコンテンツを公開しました!

2020年に九州大学学術情報
リポジトリ(QIR)で公開されたコンテンツと全体の利用状況

  • 教員、学部生、大学院生、留学生、退職教員、卒業生等、立場の異なる様々な人によって独自のコンテンツが公開されました。
  • 図書・博士論文・学術雑誌論文は、特に検索・閲覧されているコンテンツです。
  • 学内刊行物(紀要類)の電子公開プラットフォームとしても大いに活用されています。

QIRは、九州大学所属の教員・大学院生(名誉教授や以前所属していた方も含みます)の研究成果を収集・蓄積・保存し、インターネットを通じて学内外に無償で公開しています。学部生は教員を通じて代理登録することが可能です。

QIRは九州大学に所属するだれもが利用できる、研究成果をアウトプットするためのプラットフォームです。

 


いま知ってほしいオープンアクセス

オープンアクセスに関する情報や、QIRへの登録方法をまとめています。下記のアイコンよりご覧ください。

  • オープンアクセス論文掲載料(APC)割引情報
  • 近年問題になっているハゲタカジャーナルとは?
  • 博士論文のインターネット公表について

Open Accessロゴ

 

 

以下のチラシもあわせてご覧ください。

学術雑誌論文編
いま知ってほしいオープンアクセス~学術雑誌論文編~
博士論文編
いま知ってほしいオープンアクセス~博士論文編~
QIR活用編
いま知ってほしいオープンアクセス~QIR活用編~
 

お問い合わせ

〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744
九州大学附属図書館 eリソース課 リポジトリ係
TEL: 092-802-2459 Email: qir@jimu.kyushu-u.ac.jp

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