Open Access Week 2025「私たちの知識の所有権は誰にあるのか?」

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Open Access Weekについて

Open Access Weekは、研究成果の自由なアクセスと共有を促進する国際的なイベントで、今年は2025年10月20日〜26日に開催されます。
この週間は、研究者、図書館員、政策立案者などが協力し、オープンアクセス(OA)の重要性を広く伝える機会です。

2025年のテーマは

「私たちの知識の所有権は誰にあるのか?(Who Owns Our Knowledge?)」

AIや商業出版の影響が強まる中、知識の共有と評価のあり方を問い直し、コミュニティ主導の知識のあり方を考える契機となっています。
近年では、研究成果を誰もが自由に利用できるようにする取り組みが多様化しており、研究者や機関が自らの知識をより広く共有しようとする動きが進んでいます。

九州大学附属図書館でも、研究者との対話を通じて、OA推進に取り組んでいます。
世界的に注目を集めるオープンアクセス。この1週間をきっかけに、はじめの一歩を踏み出してみませんか?


即時OA義務化について

2024年、内閣府より「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」が策定されました。

2025年度以降に新規公募される一部の競争的研究費(科研費、JST、AMED等)を受給する研究者は、以下の研究成果を即時にオープンアクセス化することが義務付けられます:

  • 査読付き電子ジャーナルに掲載された学術論文(著者最終稿でも可)
  • 論文に付随する根拠データ(Supplemental Data等)

公開方法としては、主に以下の2つが認められています:

また、公開された論文・データにはDOI等の識別子を付与し、資金配分機関への報告が求められます。

詳細は附属図書館の下記ページからご確認ください。

学術論文等の即時オープンアクセス義務化について(九州大学附属図書館)

内容は動画でもご確認いただけます↓

※writevideoで作成(writevideo.ai) 

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オープンアクセスウィーク期間中(2025/10/20-26)、附属図書館公式Xにて、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)に登録されている様々なコンテンツを毎日ご紹介します。
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九州大学附属図書館OAサポートチーム
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/contact-form

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