第60回貴重文物展示「資料からみる糸島の歴史」を開催しました

展示 中央

 九州大学附属図書館では、所蔵する貴重資料を広く公開するため、毎年度、貴重文物展示を開催しています。今回は、第60回という節目の開催にあたり、また、伊都キャンパスに中央図書館と記録資料館が全面開館して5周年を記念するイベントともなりました。

 展示会は、中央図書館を会場に、令和5年11月1日から30日まで実施しました。本学伊都キャンパスが立地する糸島の歴史をテーマに、三苫家文書、三奈木黒田家文書、麻生家文書など主に記録資料館が持つ歴史資料を公開しました。

 あわせて、11月21日には、展示の監修者である記録資料館の梶嶋政司助教および原口大輔講師による講演会も実施しました。来場者から講演者に対して複数の質問が寄せられ、盛会となりました。来場者アンケートでも「郷土の人間としてうれしいです」といったコメントや「地域の人はもちろん糸島以外の人にも、講演会等を通して史料を有効に活用できることを実感しました」といった感想がありました。

    

 なお、本展示会の経費の一部は九州大学デジタル資料整備事業により皆様からご支援いただきました。心よりお礼を申し上げます。また、今回展示した資料を含む糸島関係絵図及や廣瀬文庫本『筑前名所図会』(一部)は、九大コレクションでデジタル公開しています。

【九州大学デジタル資料整備事業】
 https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/kikin

【糸島関係絵図及び廣瀬文庫本『筑前名所図会』(一部)をデジタル公開しました】
 https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/66774


お問い合わせ
九州大学附属図書館利用者サービス課サービス企画係
Mail: touservice@jimu.kyushu-u.ac.jp  TEL: 092-802-2481

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