九州大学デジタル資料整備事業へのご寄附のお礼

全館

令和3年度に開始しました九州大学基金使途特定寄附 九州大学デジタル資料整備事業 は、おかげさまで多くの皆様からご支援を賜っております。
このたび、いただいた寄附金により以下の事業を実施いたしました。ご報告とともに心よりお礼を申し上げます。

【令和7年度実施事業】

①貴重資料の展示

展示会「デジタルで歴史をひらく -これからの人文情報学-」(「金光明最勝王経」重要文化財指定記念)

中央図書館 春日政治・和男文庫所蔵「金光明最勝王経」が令和7年に新たに国の重要文化財に指定されたことを記念し、同資料を一般公開しました。
展示期間中には、人文科学研究院の荒木和憲准教授と蛭沼芽衣助教による「前近代日本-アジア関係資料デジタルアーカイブ」と「金光明最勝王経」に関する講演会も開催し、多くの皆様にご来場いただきました。

金光明最勝王経展示

 
第62回貴重文物展示「炭鉱札 -法的グレーゾーンの「お金」のようなもの-」

附属図書館付設記録資料館で保存する歴史資料を中心に公開しました。
付設記録資料産業経済資料部門では、前身となる九州大学 石炭研究資料センター時代から、炭鉱に関するたくさんの資料を収集・保存してきました。本展示は、その中から「炭鉱札」を取り上げました。
展示期間中には、記録資料館の宮地英敏准教授による講演会も開催しました。当日は活発な質疑応答があり、盛会裏に終了しました。

炭鉱札展示

②貴重資料の保存・修復関係

保存

重要文化財「金光明最勝王経」の新たな保存容器を作成しました。
運搬や取り出しによる資料への負担を減らす設計とし、保存性・管理性が格段に向上しました。

保存箱

 
修復

春日政治・和男文庫所蔵『中庸私抄章句』『柳墨遺片』の修復を行いました。
どちらも虫害のある状態でしたが、丁寧かつ緻密な漉き填め処理により、これまで解読できなかった文字も読めるようになりました。
本資料は、今後デジタル化公開する予定です。

修復

【予告】

「九州大学デジタル資料整備事業」は、令和8年3月31日を以て終了します。
これまで本事業へご寄附を賜り、誠にありがとうございました。
いただいた寄附金により、貴重書等の保存やデジタル公開等を促進することができました。

2026年4月1日からは、新たに「九州大学附属図書館整備事業」を開始する予定です。
この事業は、当館における資料・空間・サービスのさらなる充実を図り、本学の学術的基盤を強化することを目的としております。

詳細は、4月1日以降に下記Webページでご案内いたします。
新たな謝意も準備しておりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/kikin ※3月31日までは、「九州大学デジタル資料整備事業」の案内ページとなっています。

引き続き、温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 【お問い合わせ先】

九州大学附属図書館 図書館企画課企画係
TEL:092-802-2471
Mail:tokkikaku@jimu.kyushu-u.ac.jp

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