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お知らせ
展示会「デジタルで歴史をひらく -これからの人文情報学-」(「金光明最勝王経」重要文化財指定記念)
展示, 中央 公開
開催日
2025.11.01 〜 2025.11.14
開催場所
九州大学 伊都キャンパス 中央図書館3Fエントランスホール
デジタルで歴史をひらく ーこれからの人文情報学ー
九州大学附属図書館では、本学が所蔵する貴重資料等を毎年広く一般公開しています。今回は、附属図書館所蔵「金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)」が令和7年に新たに重要文化財に指定されることを記念し、同資料を一般公開します。
また、本学人文科学研究院が附属図書館との協働により構築した「前近代日本-アジア関係資料デジタルアーカイブ」を取り上げ、「金光明最勝王経」や「蒙古襲来絵詞」等の貴重資料のデジタルデータを活用した、翻刻・現代語訳・解説との対照表示や、多角的な検索機能など、デジタルヒューマニティーズ(人文情報学)の手法を用いた歴史への多様なアプローチについて紹介するとともに、関連資料の展示を行います。
なお、11月1日(土)には、人文科学研究院の荒木和憲准教授と蛭沼芽衣助教による「前近代日本-アジア関連資料デジタルアーカイブ」と「金光明最勝王経」に関する講演会を開催いたします。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
金光明最勝王経
『金光明最勝王経』10巻 | 本文の電子化画像 |
『金光明最勝王経』は護国の経典として知られ、聖武天皇はこの経典の教義に基づき、天平13(741)年に発布した国分寺建立の詔等、様々な仏教興隆政策を講じました。
本学所蔵の『金光明最勝王経』は、石山寺に旧蔵されていた石山寺一切経の一部であり、本文は奈良朝の書写、訓点は平安中期~後期に加点されたものと推定されています。
加点は、特に白墨が明瞭に残り、日本語史を知る上で非常に重要なものです。また、本学所蔵分は十巻全てが揃っており、完存するものは他に一例しかない点でも貴重です。
■ 展示会(11/1、11/4~11/14)■
※「金光明最勝王経」は11/4以降は中央図書館横のフジイギャラリーにて開催中の企画「九州大学100年の中国学研究」にて展示します
【対 象】一般、高校生、在学生、教職員、その他
【会 期】令和7年11月1日(土)、11月4日(火)~11月14日(金)※8日(土)、9日(日)除く
【開場時間】11月1日(土) 13:00-17:00、11月4日(火)以降 10:00-17:00
【場 所】九州大学 伊都キャンパス 中央図書館3Fエントランスホール(アクセスマップ)
【申 込】申込不要、観覧無料
【主 催】九州大学附属図書館
【共 催】人文科学研究院、附属図書館付設記録資料館
【後 援】人社系協働研究・教育コモンズ
※できるだけ公共交通機関をご利用ください。
※お車でお越しの方は、守衛所にて、図書館展示「デジタルで歴史をひらく -これからの人文情報学-」にいらした旨、お伝えください。
■ 関連講演会(11/1(土))■
「「前近代日本-アジア関係資料デジタルアーカイブ」が歴史をひらく(仮)」
講演者:荒木和憲(人文科学研究院准教授)
「『金光明最勝王経』の魅力とその継承―九大図書館が守る平安のことば―」
講演者: 蛭沼芽衣(人文科学研究院助教)
※講演は、会場での対面参加に加えて、オンライン同時配信も行います。
【対 象】一般、高校生、在学生、教職員、その他
【日 時】令和7年11月1日(土)14:00-15:40
【場 所】九州大学 伊都キャンパス 中央図書館4階Sky Cute.Commons(アクセスマップ)※オンライン同時配信あり
【申 込】参加お申し込みはこちら >>(申込〆切 10月30日)、参加無料
お問い合わせ
九州大学附属図書館利用者サービス課サービス企画係
Tel:092-802-2480
E -Mail:touservice@jimu.kyushu-u.ac.jp
チラシ・ポスター ダウンロード
画像をクリックするとチラシ・ポスターがダウンロードできます。
本展示会の経費の一部は九州大学デジタル資料整備事業により皆様からご支援いただきました。心よりお礼を申し上げます。今後とも引き続きご支援をよろしくお願いします。
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