中国駐福岡領事館総領事一行が『春水』手稿本を閲覧

中央

平成29年6月27日(火),中華人民共和国駐福岡総領事館の何振良総領事一行が,九州大学中央図書館(箱崎キャンパス)を訪問され,同館濱文庫に所蔵される冰心(謝冰心)の『春水』手稿本を閲覧されました。『春水』手稿本は,九州大学大学院言語文化研究院の中里見敬教授らの研究グループにより,このたび,冰心の自筆完全原稿であることが執筆から95年を経て確認されたものです。

何総領事は,中里見教授から『春水』手稿本が濱文庫に収蔵されるに至った経緯やその意義に関する説明を受けた後,手稿本を手にとられ,「現在の年齢になってあらためて読むと,わずか3行の短い詩に哲理が含まれていることが理解できる」などと感想を述べられました。また,本学文学部の学生による『春水』の朗読が披露されると,熱心に耳を傾けられ,その後も,宮本一夫附属図書館長,中里見教授,学生らと和やかに意見を交わされました。

最後に,何総領事が見事な書を揮毫(きごう)され,本学に寄贈されました。書には,『春水』自筆原稿の発見を通じて,日本と中国の教育文化交流を深める機会が得られたことへの感謝の意が表されています。


『春水』手稿本を閲覧する左から何総領事と,丁剣教育室長,中里見教授,宮本附属図書館長


『春水』を朗読する木原規衣さん(文学部4年)(左)と木村淳美さん(文学部3年)


何総領事が揮毫された書

■参考
現代中国の著名作家 冰心(謝冰心)の自筆完全原稿を発見(2017.06.20)

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