「旧松浦家蔵草双紙」「背振山堺図」をデジタル化しました

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平成25年度、本学所蔵コレクションから「旧松浦家蔵草双紙」および「背振山堺図」をデジタル化し、九大コレクションより公開しました。
なお、貴重資料画像をジャンルごとに一覧できるブラウズ画面については、公開に向けて準備中です。いましばらくお待ちください。

旧松浦家蔵草双紙

文系合同図書室所蔵 180点488冊。旧平戸藩主松浦家が所蔵していた草双紙類を、昭和40年に九州大学文学部が購入したもので、松浦家の戯作蒐集、ひいては近世大名の書籍蒐集をうかがううえでも、貴重な資料群です。「旧松浦家蔵草双紙」全点の書誌情報をデータベース化するとともに、すべての短編合巻と、長編合巻の一部を、PDFファイルによる全頁画像として公開しました。
撮影・電子化作業は、有明工業高等専門学校 菱岡憲司准教授による「次世代研究環境整備のための在九州戯作文献データーベースの構築」(学術研究助成基金助成金 若手研究(B) 研究代表者:菱岡憲司 研究課題番号:23720131)の一環として実施されました。

背振山堺図

中央図書館所蔵(廣瀬文庫)。天和から元禄年間にわたって筑前と肥前が争った背振山の境界争論中、双方が主張する国境線を描いた絵図で、当時の争論の過程を伺い知ることができます。統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の大学院生による演習の一環として電子化されました。

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