公開!「前近代日本-アジア関係資料デジタルアーカイブ」

Web

本学人文科学研究院が附属図書館との連携により構築した「前近代日本-アジア関係資料デジタルアーカイブ」が公開されました。  

このデジタルアーカイブは、本学が所蔵する歴史資料のなかから、近代以前(19世紀後半まで)の日本とアジアとの交流、さらにはアジアの海を媒介とした世界との交流を示す資料を抽出して紹介するものです。資料の翻刻テキストや現代語訳を画像と対照して表示することができ、各資料に記述された人名や地名、内容年代から多角的に検索することも可能です。

【テキスト対照ビューア】
画像は当館「貴重資料デジタルアーカイブ」のIIIF画像を活用し、翻刻テキストの該当箇所と対照させて表示することができます。翻刻テキストの一部は、市民協働型プロジェクト「みんなで翻刻 -翻刻!九州大学の書物たち-」の成果を基にしています。


【地図から検索する】
資料内に記載された地名が地図上にプロットされ、資料にナビゲートされます。


【年表から検索する】
資料の成立年代だけでなく、資料内に記載された年代が年表上にプロットされ、資料にナビゲートされます。


翻刻・現代語訳・解説のテキストをTEIガイドラインに準拠した形式で登録・公開できる仕組みが整備されたことで、教育での活用や研究成果の発信がより広がることを期待しています。
どなたでも気軽により多くの資料から歴史にアプローチできるよう、今後、教員・学生の研究成果にもとづくコンテンツを順次追加していく予定ですので、是非ご活用ください。

サイト内検索