福岡城下町・博多・近隣古図 解説付き(試験公開)

「福岡城下町・博多・近隣古図」は、福岡藩家老であった三奈木黒田家に伝わった絵図で、文化9年(1812)に写されたものです。
図中には、福岡・博多の歴史や文化に関する豊富な書き込みがあり、当時の町割りや侍屋敷の居住者、土地の由来など、数々の重要な情報をもたらしてくれます。
本絵図は、縦223.2cm×横266.5cmと非常に大判なものであり、従来印刷体の絵図集などに掲載されたものでは記述を読み取ることは困難でしたが、高精細にデジタル化することにより細部まで読むことが可能となりました。

さらに、デジタル化画像を公開する仕組みについては、IIIF(International Image Interoperability Framework)という国際規格を採用することにより、活用の幅が格段に広がっています。(参考:https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/iiif
本試験公開のページでは、このIIIFの機能を利用し、絵図上の一部の記述に訳文や書き下し文を付してみました。
古地図の記述を原図とともに読めることで、当時の様子がぐっと身近なものとなってきます。ぜひ大きく拡大してご覧ください。

※本ページの解説・訳は、宮崎克則・福岡アーカイブ研究会編『古地図の中の福岡・博多』(海鳥社, 2005)を参考にさせていただきました。

ビューワの操作

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注釈の凡例

  • 漢字の字体について、異体字・旧字体・略字等は原則として常用字体に改めた。また、変体仮名については、現行のかな字体に改めた。
  • 踊り字は「〃」を以て表記した。
  • 絵図中には、新古今和歌集等から多くの和歌が写されているが、一部写し間違いが見られる。ここでは、『新編 国歌大観』による表記をカッコにいれて補記した。