電子展示・小展示:「麻生家文書」とその世界

展示 公開
開催日
2022.12.08 〜 2022.12.25
開催場所

小展示:九州大学中央図書館3階エントランス/電子展示:附属図書館Webサイト

九州大学に寄託された「麻生家文書」は、福岡藩の庄屋で、筑豊御三家の一つとして石炭産業をけん引した麻生家と、同家が経営した関連会社に由来する膨大な史料群です。年代は近世~近現代、量は大型文書箱に1500箱以上、史料数は数万点に及びます。九州大学による調査は1974年にはじまり、その後、部分的な目録の公刊や『麻生太吉日記』出版など、調査・研究の実績を積み重ねてまいりました。

2020年8月、「麻生家文書」の整理・研究を大幅に加速させるため、附属図書館付設記録資料館は、株式会社麻生からの寄附金を活用し、麻生家文書研究部門を新設いたしました。本部門では、「麻生家文書」の目録データベースの公開や重要史料の電子化公開により研究基盤を創出し、「麻生家文書」を核とする石炭産業をめぐる包括的研究の推進を目指しています。また、その成果を広く発信することも本部門の重要な任務の1つです。

そこで、本部門では、2022年11月の「麻生家文書」目録データベース(第1回目22,439点)の公開を機に、展示会を開催することにいたしました。本展示会では、これまで整理された「麻生家文書」の中から特徴的な史料をご紹介することで、これまでの調査・研究の成果の一端を公開いたします。

「麻生家文書」とその世界

小展示
 会期:2022年12月8日(木)~12月25日(日)
 場所:九州大学中央図書館3階エントランス

電子展示
 公開期間:2022年12月8日(木)~
 公開URL:https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/exhibition/asoarchive

展示図録 http://hdl.handle.net/2324/6610194
   
主 催:九州大学附属図書館付設記録資料館
監 修:原口大輔(九州大学附属図書館付設記録資料館 講師)
協 力:三浦颯太(九州大学人文科学府)
    井上修平・進竜一郎・中村麻鈴・橋本彩華・田代恵悟・山下拓真・北川雄一朗(九州大学文学部)
問合せ:九州大学附属図書館付設記録資料館麻生家文書研究部門
     https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/webform/51721

~こちらも開催~

関連講演会(第47回附属図書館貴重文物講習会):「麻生家文書」の「二重」の整理過程
 日 時:2022年12月23日(金)13:00-14:30
 場 所:九州大学中央図書館4階 Sky Cute.Commons オンライン同時配信
 講演者:原口大輔(九州大学附属図書館付設記録資料館 講師)

「麻生家文書」の形成過程や整理状況、展示会の見どころについてもお話しいただきます。
 お申込み・詳細は、こちらのページをご確認ください。

 

   

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