夢野久作と『ドグラ・マグラ』 - 初期自筆原稿の発見 -

イベント 公開
開催日
2014.02.13 〜 2014.03.31
開催場所

中央図書館2F常設展示コーナー

夢野久作『ドグラ・マグラ』初期自筆原稿発見 ――

今年1月8日付、西日本新聞の1面トップで大きく報じられたことを記憶されている方も多いでしょう。

九州大学附属図書館付設記録資料館に寄託されている杉山家資料の中から、「夢野久作と杉山3代研究会」の会員により、『ドグラ・マグラ』の後半からラストまでの草稿、原稿用紙約260枚が発見されました。同作の草稿は数多く残っていますが、初期のものは珍しく、改稿を重ねた同作品の変遷が分かる貴重な資料となります。

『ドグラ・マグラ』は日本の探偵小説三大奇書として知られる、夢野久作の代表作です。
作品の舞台は九州帝国大学医学部精神科の病棟。新聞記者時代に夢野久作が頻繁に病院を訪れ、精神医学や心理学について取材していたと言われ、本学とも関係の深い作品です。

今回の展示では、このたび発見された初期自筆原稿の一部と、杉山家資料収蔵の夢野久作ゆかりの品を公開します。


       夢野久作『ドグラ・マグラ』 初期自筆原稿


【共催】 九州大学附属図書館付設記録資料館
 


【問い合わせ】
中央図書館サービス企画係
TEL:092-642-2533 FAX:092-642-2205
e-mail: touservice@jimu.kyushu-u.ac.jp

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