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内田文庫
目録
概要
魚博士として知られる、農学部水産学科水産学第二講座(現水産増殖学研究室)初代教授・内田恵太郎の旧蔵書からなる文庫である。
魚学・水産学の貴重な文献や生物科学関係図書だけでなく、内田が高い関心を抱いていた、文学関係図書、遺跡の調査報告書、美術に関する書籍など、多様な構成となっている。
受入
主な資料種別: 和書、洋書
分野: 魚学、水産学、文学
受入: 1982年
数量: 約2,500冊
旧蔵者蔵書印: 「内田印」
文庫印: 中のIDシートに「内田文庫」押印
分類: NDC
装備: 「内田文庫」のラベル貼付
内田文庫コーナーの設置
受入時より、当時箱崎キャンパスにあった旧中央図書館内に分散して排架されていたが、伊都キャンパスへの移転を機に一箇所にまとめ、平成28年8月に理系図書館3階に内田文庫コーナーを設置するに至った。
なお、一部の貴重書は中央図書館貴重書庫へ排架している。
内田恵太郎(1896-1982)
魚類学者。東京帝国大学農学部水産学科を卒業後、朝鮮総督府水産試験場技師を経て、九州帝国大学農学部教授、同大附属水産実験所所長を務めた。精力的に魚類の生活史研究を進め、世界の稚魚研究をリードした。著に『朝鮮魚類誌』『稚魚を求めて』『さかな異名抄』等。
参考文献
- 「「内田文庫」について」(『図書館情報』18-3,1982)
- 内田恵太郎著,内田さち子,塚原博編『流れ藻』(西日本新聞社,1983)
- 望岡典隆「魚類生活史標本―内田コレクション―」(『九州大学百年の宝物』丸善プラネット,2011)
- 徳元美智子「中央図書館所蔵内田文庫」(『九州大学附属図書館研究開発室年報』2011/2012,2012)
- 竹国友康『ハモの旅、メンタイの夢 : 日韓さかな交流史』(岩波書店,2013)
- 中島淳『湿地帯中毒 : 身近な魚の自然史研究』(東海大学出版部,2015)
配架場所
理系図書館3F別置(貴重書は中央図書館貴重書室)
利用注記
理系図書館 資料配置 3階をご覧ください。通常の図書として利用できます。
貴重書のみ中央図書館 資料配置 貴重書室をご覧ください。
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