【開催報告】第55回貴重文物講習会「グロティウス『戦争と平和の法』の400年」

講習会

令和8年1月15日、九州大学附属図書館ではフーゴー・グロティウス(1583-1645)の『戦争と平和の法』の刊行400年を記念し、本学所蔵の『戦争と平和の法』と本学における国際法史研究の伝統にスポットを当てた講習会を開催しました。

講習会では、柳原正治本学名誉教授による講演「グロティウス『戦争と平和の法』と九州大学国際法講座」と、
九州大学附属図書館職員である宮﨑祐汰氏による講演「九州大学所蔵グロティウス『戦争と平和の法』初期諸版本」が行われ、
当日は学内外から64名の参加者がありました。

各講演では活発な質疑応答が行われ、やや専門性の高い内容ではあったものの、アンケートでは「とてもわかりやすかった」「九大国際法講座の伝統と九大図書館のプロ意識がわかる大変良い企画」との感想もいただき、大変有意義な講習会となりました。

併せて、中央図書館3Fエントランスにて、関連展示「近代国際法史の歩み―九州大学所蔵本で見る」(会期:令和8年1月9日~29日)を開催しました。
九州大学の国際法史研究を支える蔵書は、フーゴー・グロティウス『戦争と平和の法』初版をはじめとして、学術的な重要性と豊かさを誇っています。
当展は、貴重文物講習会関連展示として初めて近代国際法史を取り上げ、本学所蔵本によって近代国際法の黎明から、明治日本におけるその受容までを概観し、その歩みを辿りました。

展示にあたっては、柳原名誉教授の全面的なご協力をいただきました。

 

展示会の様子

柳原先生によるご講演・質疑応答の様子

講演会の動画を公開しております。ぜひ、ご覧ください。
https://youtu.be/hnyWbmJxE3A

 

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