建築家の礎 ― 一枚の設計図のために―

Date
2013.05.10 〜 2013.05.16
開催場所

九州大学大橋サテライト (西鉄大橋駅東口前)
※展示・関連講演会とも。いずれも入場無料・申込不要

平成25年度九州大学開学記念行事・第54回附属図書館貴重文物展示
建築家の礎 ― 一枚の設計図のために ― ロイド・モーガン建築コレクション展

 
*** 報告 ***
 
平成25年5月10日(金)から16日(木)まで「建築家の礎 ― 一枚の設計図のために ― ロイド・モーガン建築コレクション」展を開催しました。これは、附属図書館が毎年、大学の開学記念行事の一つとして、大学が所蔵する貴重な資料を広く公開するために行っているものです。
 今年は貴重文物展示が始まって以来初めてとなる、芸術工学図書館所蔵のコレクションの展示会でした。芸術工学部キャンパス大公開「36個のフシギ体験」の一企画としても位置付けており、九州大学大橋サテライト(西鉄大橋駅前)を会場に開催しました。
 展示内容は、「ロイド・モーガン建築コレクション」から、コレクションの概観を掴める資料約30点。なかでもロイド・モーガン自身の手になる設計図面、意匠図の美しさに多くの来場者から感嘆の声が上がり、「なかなか表にでない図面などを見られて貴重な体験だった」と感想を残されています。
 また、建築を勉強している学生たちが資料を1点1点、熱心に見入っている姿が印象的でした。

 11日(土)に行なわれた講演会では、古典建築から近現代建築に至る大きな歴史の流れを辿りながら、展示資料の詳しい解説がされました。参加者からは「よりコレクションの理解が深まった」との声が聞かれました。

なお、講演会の様子は後日、動画を公開する予定です。
 
図書館職員による資料解説 熱心に図面を見る学生
       図書館職員による資料解説            熱心に図面を見る学生
 
*** 案内 ***

展示ポスター

今年度は芸術工学図書館が所蔵する「ロイド・モーガン建築コレクション」にスポットライトを当てます。
本コレクションは、20世紀のアメリカの建築家、ロイド・モーガンが、生涯にわたって収集した図書類、およびモーガン自身の手書きの設計図等からなるコレクションです。
展示会では、彼の背景にある建築史の大きな潮流をたどりながら、代表作アストリアホテルの設計図面等をご覧いただきます。
一枚の設計図に込められた建築家の思いを感じてみてください。
 
関連講演会 「建築家ロイド・モーガンと建築デザイン」
  講師: 片野 博 九州大学名誉教授
  日時: 平成25年5月11日(土)14時~15時半
  場所: 九州大学大橋サテライト 2F多目的ホール
  ※申込不要

 


【問合せ】
九州大学中央図書館サービス企画係
tel:092-642-2533
e-mail:touservice@jimu.kyushu-u.ac.jp
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