IIIF (International Image Interoperability Framework) ワークショップin九州(10/20)

Date
2017.10.20
開催場所

九州大学(箱崎)中央図書館 4F視聴覚ホール

九州大学附属図書館では、この度、九州大学統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の共催により、下記ワークショップを開催します。詳細は以下の通りです。

九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻主催
「IIIF (International Image Interoperability Framework) ワークショップin九州」

日時:2017年10月20日(金) 13:50-17:05
場所:九州大学(箱崎)中央図書館 4F視聴覚ホール
    (〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10番1号)
主催:九州大学統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻
共催:九州大学附属図書館
協賛:九州大学つばさプロジェクト「デジタル人文学における研究資源オープン化と研究プラットフォーム構築に向けた基盤的研究」
後援:デジタルアーカイブ学会

【申込】
*入場無料(要事前申込)
*参加申込はこちらから
*申込締切:2017年10月17日(火)
*実習ではパソコンを使用しますので、できるだけご持参ください。 
 
数に限りがありますが、お持ちでない方はご用意いたします。
 参加申込の際に申請してください(先着順)。

【プログラム】
13:50-14:00 開会挨拶
14:00-14:35 IIIFの概要 [英語]
         Sheila Rabun (IIIF),Tom Cramer (Stanford University)
14:35-15:10 IIIFの機能 [英語]
         Jack Reed and Stuart Snydman (Stanford University)
15:10-15:25  休憩
15:25-16:00 IIIFと日本研究資料のデジタル化 [英語]
         Dr. Reagan Murphy Kao (Stanford University)
16:00-17:00 IIIFの実習 [日本語]
         永崎研宣(人文情報学研究所)
17:00-17:05 閉会挨拶

【問い合わせ先】
石田栄美
九州大学附属図書館研究開発室
E-mail: ishita.emi.982@m.kyushu-u.ac.jp ※@は半角に書き換えて下さい。

【講演会の趣旨】
IIIF (International Image Interoperability Framework)とは、画像データやそれに対する注釈情報等の形式を統一することによって画像へのアクセスを標準化し、相互運用性を高めるための国際的なコミュニティ活動です。画像データを利用者がより効率的に使える環境を提供しようとしています。日本でも、「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」による日本古典籍データセットがIIIFのビューワーを採用し、慶應義塾大学メディアセンターや京都大学附属図書館がIIIF対応のデジタルコレクションを公開するなど、IIIFに対応した動きがはじまっています。この動きは、今後、デジタルアーカイブを公開する機関にも広まってくると考えられます。

今回は、IIIFを深く理解するためのワークショップを企画しました。アメリカからIIIFコミュニティの主要メンバーをお招きし、IIIFの概要、APIやビューアーなどIIIFが持つ機能、日本の研究資料を対象にしたIIIF導入の事例の講演(英語)のあとに、実習(日本語)で手を動かしてみることによってIIIFの魅力を実際に体験していただきたいと思います。

主な参加者は、IIIF初心者、画像データの提供者である図書館職員、利用者である人文学系研究者・学生を想定していますが、IIIFにご興味のある方であればどなたでも歓迎いたします。IIIFに関する最新の動向の把握や実際に使ってIIIFを理解する良い機会となりますので、ぜひご参加ください。

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