【中央図書館】展示「玉泉館資料」開催中

Date
2017.11.09 〜 2018.03.31
開催場所

中央図書館2Fエントランス 常設展示コーナー

 

展示「九州大学玉泉館資料」
--シリーズ展示「標本にみる九州大学の研究」第10弾--

九州大学総合研究博物館が所蔵する各種標本は、九州大学の百年にわたる研究活動の中で蓄積されてきたものです。このシリーズ展示では、同博物館との共催により、それらの標本コレクションを数回にわたり紹介し、九州大学の学術研究を違う視点からたどってみます。

第10弾は、「玉泉館資料」
今回は、これまでとは趣を変え、歴史資料を取り上げました。 展示されているのは、1922年旧制福岡高等学校開校とともに玉泉教授によって収集された玉泉館資料です。 九州大学教養部のあった六本松地区の六本松図書館に長らく展示・保管されていましたが、移転に伴い、博物資料は総合研究博物館に、文書資料は記録資料館に移管されました。

2月からは、期間を延長し、新たに玉泉館の看板や玉泉大梁先生の写真、創設前後の閲覧記録簿等を展示しました。併せて、玉泉館資料の一部である江藤正澄旧蔵資料を取り上げています。江藤正澄(えとう・まさずみ:1836-1911)は明治時代の福岡を代表する国学者ですが、好古家として古物の蒐集や遺跡の調査記録を精力的に行ったことでも知られ、近年では特に沖ノ島研究の先駆者として改めて注目されています。箱崎では初公開のものが殆どです。
一人でも多くの方に、福岡における歴史資料の保存・教育・研究に関心を持っていただければ幸いです。


 


【監修】 総合研究博物館(一次資料研究系) 岩永省三教授
            総合研究博物館(開示研究系)米元史織助教
            記録資料館(九州文化史資料部門) 梶嶋政司助教
            法学研究院(法史学講座) 和仁かや准教授
【共催】 九州大学 総合研究博物館・法学研究院
 


【問い合わせ】
中央図書館資料サービス係
TEL:092-642-2333 FAX:092-642-2205
e-mail: tousiryou@jimu.kyushu-u.ac.jp

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