大井文庫

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所蔵館 : 中央図書館
  • 点数 : 286部795冊
  • 属性 : 文庫
  • 主な資料種別 : 和本, 漢籍, 和書
  • 分野 : 文学・語学, 歴史・地理, 法・政治

検事大井七郎の漢籍(特に文学)・法学・歴史関係の旧蔵書。
旧制福岡高等学校に寄贈され、六本松キャンパスの移転により伊都図書館と箱崎地区の中央図書館に分蔵される。

目録

概要

検事大井七郎の漢籍(特に文学)・法学・歴史関係の旧蔵書。
旧制福岡高等学校に寄贈され、現在は中央図書館に所蔵される。

受入

受入日:1926年10月1日
寄贈者:大井ウメ氏
文庫印:なし。寄贈印のみ
旧蔵者蔵書印:「大井七郎」(ほとんど捺印されていない)
分類:NDC

旧玉泉館所蔵の考古美術資料
大井ウメ氏寄贈の考古美術資料(現総合研究博物館所蔵)が587件確認される(総合研究博物館データベース)。内容は、中国俑、古銭、青銅鏡、十手等多岐に渡る。
旧玉泉館古文書(現記録資料館所蔵)にも「大井標本」として「旧時織物標本」が所蔵される。

大井七郎(1868-1920)
大井又平の子として山口県山口町(現山口市)に生まれる。兄に陸軍大将・貴族院議員にまで昇った大井成元(1863-1951)がいる。弱冠の頃までは 漢学を学び、明治法律学校(現明治大学)、和仏法律学校(現法政大学)卒業後、判事検事登用第1回試験に及第し、松山、西条、広島、松江、赤間関、那覇、 鳥取等の裁判所の検事を歴任した。退職後は福岡市枡木屋町(現唐人町)に居住した。著に『池田亀五郎犯罪志』。
 

 

参考文献

  • 『帝国法曹大観』帝国法曹大観編纂会、1915
  • 現代防長人物史』発展社、1917
  • 金関丈夫「琉球の旅」『歴史と地理』24-6、1929(後『琉球民俗誌』所収)
  • 小林茂・藤尾慎一郎「教養部玉泉館資料の移転について」『九大教養部報』93、1988
  • 旧制福岡高等学校蔵書」『九州大学附属図書館研究開発室年報』2010/2011
配架場所
自動書庫・貴重書庫・準貴重書室
利用注記

中央図書館 資料配置をご覧ください。

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