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国際文庫
目録
概要
九州帝国大学内に設置された国際文化事業団体である九州国際文化協会(1939~1943)が蒐集した、第二次大戦時における極東地域の政治・外交・文化にまたがる資料
写真資料
九大コレクション > 貴重資料 > 国際文庫
昭和15年2月に玉屋で開催された新興アジア文化写真展覧会で展示された写真を中心とする資料群で、昭和15年度開催の蘭印とオランダ展覧会のポスターや、九州国際文化協会創立祝賀の晩餐会の写真、仙台国際文化協会から寄贈された写真等を含む。キャンパス移転前に貝塚地区の文系合同図書室(当時)で再発見され、同室において調査・整理が行われた。令和元年度に電子化が実施され、全資料公開している。
「新興アジア文化写真展覧会出品目録」と、「新興アジア文化写真展覧会経過報告」(『九州国際文化協会会報』1号)により、展覧会の経緯と出品された写真の内容についてまとめたものが下記である。
・当時の九大教員がアジア太平洋地域で撮影した文化的写真(学術、記録、風景、風俗等)を集めたもの
・協会理事で農学部江崎悌三教授からの提案で、農学部内科学写真研究会(烏兎芻会)が準備事務一切を引き受け、林禎二郎助教授が技術方面を主催した
・出品者は農学部教員が中心だが、法文学部や理学部の教員からも出品されている
・出品された数百枚から約300枚を選び、福岡写真界の権威川崎満男の批評並びに助言を参照し、最後に184枚を精選した
・会場には各出品者による標題と解説が掲示されたが、標題は目録に記載されているものの解説は残っていない
・写真は烏兎芻会により四つ切(305×254)に引き伸ばされており、台紙に貼付されている
参考文献
『九州国際文化協会会報』1~3号(九州国際文化協会、1940~1942)
『同窓会報』5号(九州帝国大学農学部同窓会、1940)
松本常彦「野上彌生子「母親は何故に子供を愛するか」をめぐって―『野上彌生子全集』未収録資料の紹介を兼ねて―」(『九大日文』16、2010)
山本尚史「史料紹介『昭和十四年度 創立関係書類綴 九州国際文化協会』」(『大学文書館ニュース』38、2014)
配架場所
中央図書館 自動書庫
利用注記
中央図書館 資料配置 自動書庫をご覧ください。
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