萩野文庫

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所蔵館 : 中央図書館
  • 点数 : 約7600冊
  • 属性 : 文庫
  • 主な資料種別 : 和本, 和書
  • 分野 : 文学・語学, 歴史・地理

東京帝国大学名誉教授萩野由之博士の国史国文関係の旧蔵書。 
東大国史学出身の竹岡勝也法文学部助教授(当時)等の斡旋により購入。

目録

概要

東京帝国大学名誉教授萩野由之博士の国史国文関係の旧蔵書。 
東大国史学出身の竹岡勝也法文学部助教授(当時)等の斡旋により購入。

受入
昭和4.6.25 370部 1377冊 2507.4円
昭和4.7.25 466部 826冊 1501.1円
昭和5.8.30 627部 1314冊 1954.3円
昭和5.12.10 400部 1341冊 2081.8円
昭和6.3.5 183部 1410冊 1796.5円
昭和6.3.16 540部 895冊 1525.6円
昭和6.7.20 19部 164冊 503円
昭和6.8.20 26部 270冊 523円
合計 2631部7597冊 12392.7円
納入者:萩野端(由之孫淑子夫君、東京農工大教授)
※『九大新聞』27では15000冊、昭和24年頃の調査では2647部7383冊となっている
旧蔵者蔵書印:「佐度萩埜邎之圖書記
分類:萩野文庫/書名一字目カタカナ/通番

萩野由之(1860-1924)
国学者。号は和葊。佐渡国相川に彫刻師の萩野咲蔵の長男として生まれる。円山溟北の学古塾、修教館、興亜会支那語学校に学び、東京帝国大学文学部古典講 習科卒業後、直ちに元老院書記生。学習院教授、東京高等師範兼東京女子高等師範両校教授を経て東京帝国大学文科大学教授。 著に『日本制度通』・『日本財政史』・『江戸幕府職官考』・『王政復古の歴史』等。その蔵書は九州大学、佐渡高等学校舟崎文庫、東京大学に残っている。

全文画像

  • 『大鏡』123
  • 『水鏡』1
  • 古活字版『宇津保物語』12

参考文献

  • 田保橋潔「評議員萩野博士の薨去」『史学雑誌』35-3、1924
  • 『九大新聞』27、1929
  • 揚原敏子「評伝 萩野由之」『学苑』315、1966
  • 川添昭二「附属図書館所蔵萩野文庫について」『図書館情報』4(1)
  • 「萩野文庫」『九州大学百年の宝物』丸善プラネット、2011
  • 中嶋諒「萩野由之幼少期の足跡 : 学習院大学史料館所蔵「萩野由之博士史料」を手がかりに」 『学習院大学史料館紀要』24、2018
配架場所
自動書庫、貴重書室、準貴重書室
利用注記

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