【Cuterトークイベント】きゅうトーーク! 第1回

開催日
2018.11.02

新中央図書館開館記念トークイベント!!!!

きゅうとコモンズで、
九大図書館(=きゅうと)にちなんだ話題を、
Cuter(キューター)がお話しするイベント。

それが、「きゅうトーーク!」

2018年10月1日にグランドオープンした【中央図書館】で、開館記念イベントの一環として開催します!



新中央図書館には4つのコンセプトがあります。

「いざなう」
「つなぐ」
「うみだす」
「はぐくむ」


これらのコンセプトにちなんで、図書館TA(Cuter)が自身の研究を語りつくします!

これからの学生生活、研究生活が不安な皆さま、、
Cuterの面白研究トークを聞いてみませんか!?

学習相談やレポートの書き方講座の講師など、学習支援に取り組む大学院生・Cuterならではの研究の極意が聞けるかも…!?

4Fきゅうとコモンズに新たに開設されたCuter学習相談デスク付近で開催します!
Cuterが皆さんの質問・お悩みに直接回答するパネルディスカッションタイムもあります。
Cuterの活動が気になる方もこの機会にぜひお越しください。

 


第1回 いざなう、つなぐ

日付 2018年11月2日 (金)
時間 17:00~18:00
場所 中央図書館4F きゅうとコモンズ
いざなう 本田 功輝
『諸君,真のアクティブラーナーを目指すのだ』
つなぐ 松岡 智文
『学びとのつながり方』

*予約不要ですので自由にご参加いただけます。

★登壇Cuter紹介

本田 功輝 (工学府)
【研究テーマ】 振動刺激を用いた認知アシストに関する研究
【研究紹介】 目を閉じて,自分の肘を伸ばしたり曲げたりしてみてください.目で見なくても,おおよその自分の腕の位置がわかるし,肘を伸ばす速さもわかりますね.これは人間に「運動感覚」があるからこそわかるのです.じつはこの運動感覚,人体へ簡単な刺激を人為的に加えることによって,ちょっとだけ狂わせることができることがわかっています.具体的には,皮膚表面から筋肉へ(スマホのバイブみたいな)振動刺激を加えることで擬似的な「動いている!」という感覚を生み出すことができます.この現象を「運動錯覚」と呼びます.私の研究では,人間が体を動かしているときに動いている筋肉へ皮膚表面から振動刺激を加え運動錯覚を生起させることで人間の動きをコントロールしようとしています.このような運動錯覚を利用した人間動作のコントロールを実現することによって,例えば,人間が気づかずに転倒などの危険につながる動作を生成しているときに体に取り付けたバイブレータを駆動させることによって危険を回避させる,などのアシスト技術を実現できる可能性があります.

松岡 智文 (地球社会統合科学府)
【研究テーマ】 テレビを通じたコミュニケーションとは何か
【研究紹介】 YouTube等動画サイトが一般化した現代においても、YouTuber(バーチャルも含む)は自分の動画配信を「放送する」と言い、自分の動画を視聴し、コ メントを投稿する人々を「視聴者」と呼ぶ。多くの人々にとって「どうでもいい」もしくは「嫌い」なはずのテレビの影は、インターネット全盛の時代においても無自覚のうちに存在し続けている。画面に映る人物とコメント等を通じたコミュニケーションが、メディア上でもリアルタイムで可能になった現代においても、人々はその人物を見、好き勝手に物を言う。人々は画面に映る人物と話したいのか、それとも画面に映る人物を眺めていたいのか。そんな中で画面を通じて「視聴者」に語りかけ、高評価とチャンネル登録を求めるYouTuberの姿は、皮肉にもかつてのテレビと重なる。このように日本において根強く存在し続けるテレビ的コミュニケーションはどのように形成されてきたのかを、テレビ放送における番 組形態の変化を追うことで迫り、さらにテレビ番組視聴時にツイッターに投稿されるコメントを分析し、現代のテレビを通じたコミュニケーションの実態を明らかにする。


【第2回予告】

2018年11月28日(水)
テーマ「うみだす、はぐくむ」



【問い合わせ先】
中央図書館サービス企画係
TEL:092-802-2481
附属図書館移転完了記念行事ワーキンググループ
EMAIL:lib_close_open@jimu.kyushu-u.ac.jp
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