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確率共鳴に基づいた離散場の探索

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Abstract ゾウリムシは一見,不規則に泳ぎながら適温付近に集まる.これを一般に走性行動という.適温に集まるためには温度勾配を知る必要があるが,ゾウリムシは小さいため1点の温度しか読み取ることができない.そこで泳ぐことで10mm 程度の距離を稼いでその間の温度勾配を読み取っていると考えられる.しかしそれでも温度差は微小で相対的にノイズの影響が大きい.我々は確率共鳴の観点から,ゾウリムシの熱走性に対して,ノイズを...利用した確率的な探索モデルを考えてきた.今回はこのモデルを粘菌のようなアメーバに適用する.ゾウリムシでは検出すべき温度場は連続量であるが,アメーバは餌となる分子の数を大きな数揺らぎの下で探索すると考えられている.そこで,ゾウリムシの連続場での探索モデルを離散場へと拡張する.show more

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Created Date 2009.05.13
Modified Date 2020.11.02

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