交通流モデルによる歩行者の引き込み現象の解析 - 九大コレクション

＜研究報告書＞
交通流モデルによる歩行者の引き込み現象の解析

作成者	著者識別子 40515821 作成者名金井, 政宏 Kanai, Masahiro カナイ, マサヒロ所属機関所属機関名東京大学大学院数理科学研究科 Graduate School of Mathematical Sciences, University of Tokyo
本文言語	日本語
出版者	九州大学応用力学研究所
出版者	Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
発行日	2015-03
収録物名	応用力学研究所研究集会報告
巻	26AO-S2
号	15
開始ページ	87
終了ページ	93
出版タイプ	Version of Record
アクセス権	open access
JaLC DOI	https://doi.org/10.15017/1807498
概要	本研究では，ペアの歩行者の間に働く相互作用を研究する．実験および観測のデータによると，ペア歩行者の平均速度は一人の歩行者のそれよりも遅いことが確認される．これは，経験による予想とも一致する．この結果から，歩行者の間に自らの速度を低下させる何らかの心理的な作用が働くと考えられる．我々は，同期現象の理論で基本的な相互引き込みの数理モデルを用いてこの速度低下を説明する．このモデルによれば，互いに他に合わ...せるために必要な反応の時間が小さいながら有限であることが，一人歩行時の速度よりもペア歩行時の速度が低下していることの原因となる．続きを見る

ファイル	ファイルタイプ	サイズ	閲覧回数	説明
Article_15	pdf	268 KB	678

レコードID	1807498
査読有無	査読無
注記	応用力学研究所研究集会報告No.26AO-S2「非線形波動研究の現状 : 課題と展望を探る」
	Reports of RIAM Symposium No.26AO-S2 State of arts and perspectives of nonlinear wave science
	Proceedings of a symposium held at Chikushi Campus, Kyushu Universiy, Kasuga, Fukuoka, Japan, October 30 - November 1, 2014
登録日	2017.05.17
更新日	2020.10.07