<研究報告書>
非線形Schrödinger階層とAblowitz-Ladik階層の対数的時間発展による拡張

作成者
本文言語
出版者
発行日
収録物名
出版タイプ
アクセス権
JaLC DOI
関連DOI
関連URI
関連情報
概要 Carlet, Dubrovin, Zhangは通常の1次元戸田階層に「対数的」時間発展を加えて「拡張戸田階層」を構成した[1]。Milanovはこの拡張戸田階層に対して双線形形式を与えた[2]。ところで、1次元戸田階層は非線形Schrödinger(NLS)階層のBäcklund変換列(NLS-戸田階層)とも見なせる[3]。同様の意味でRuijsenaars-戸田階層(RT階層)はAblowit...z-Ladik(AL)階層と対応していることが知られている[4, 5, 6]。以下では、拡張戸田階層をNLS-戸田階層の言葉に翻訳したものがNLS 階層の2+1元拡張に似ていることに注目し、その場合にならって双線形方程式が得られることを指摘する。こうして得られる双線形方程式はMilanovの双線形方程式を特別な場合として含んでいる。さらにAL 階層に対しても同様の結果を報告する。続きを見る

本文ファイル

pdf Article_No_07 pdf 135 KB 153  

詳細

レコードID
査読有無
注記
タイプ
登録日 2010.12.11
更新日 2023.02.21